研究日誌

本日(2026年9月3日)の出来事〜送り出す日と、迎える日〜

こんにちは、トッシーです。

今日は、山形の食肉公社へ3頭を送り出しました。

午後は、地元・山形の置賜家畜市場へ。社長が買い付けた経産牛と妊娠牛を、農場まで迎えに行ってきました。

トラックに乗って農場へ向かう牛たち

送り出す日と、迎える日。ひとつの一日のなかに、その両方がありました。


こんにちは、場長です。

農場の一角に、ピンク色の大きな塊が山積みになっています。

これが、うちで製造しているもみ米SGSです。

ピンク色のラップで巻かれ山積みになったもみ米SGS

もみ米は、そのまま牛に食べさせても、うまく消化できません。

だから、砕く。
水を加える。
発酵させる。

もしくは、熱をかけて加工する。

SGSは、もみ米を粉砕して、水分を加え、発酵させて保存する飼料です。

うちでは、そこに酒粕と糖蜜を加えています。

一般的には乳酸菌製剤を使う方法もありますが、うちでは酒粕を使っています。

その酒粕は、天童市内の二つの酒蔵から。酒を造ったあとに出る酒粕が、今度は牛の餌になります。

山を背にして積まれたピンク色のもみ米SGS

発酵させるためには、空気をできるだけ入れないように密封します。

そこで使うのが、この「ラップ」です。

食品用のラップを、もっと厚く、もっと丈夫にしたようなものをイメージすると分かりやすいかもしれません。

これを何層も、ぐるぐる巻きにします。

ところで。

うちで使っているラップは、なぜかピンク色です。

何か秘密がありそうだと思いませんか?

視察に来られた方からも、よく聞かれます。

色分けなのか。
品質管理なのか。
何か特別な意味があるのか。

実は、特にありません。

当時、ほかの色が欠品していて、これしか手に入りませんでした。

こだわりゼロです。

何層にも巻かれたピンク色のラップ

ラップを開けると、うっすら甘酸っぱい発酵の香りがします。

この香りを嗅ぐと、北関東の新進気鋭の酒蔵を思い出します。

フルーティーな吟醸香というより、米の旨味が前に出て、どこか醤油や味噌を思わせるような、芳醇で少し無骨な酒。

例えがわかりにくいですか?

粉砕して発酵させたもみ米SGS

そろそろ、1年分のSGSの製造がスタートします。

農林水産大臣賞受賞
  • 慶應大学共同研究
  • 国産100%飼料